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買い物を適当に済ませ、私はショッピングモールを後にした。
マンションにつき、四階にある自分の部屋へとたどり着く。
午後７時。
もう辺りは薄暗くなっていた。
私はいつものように買ってきた弁当をレンジに放り込み、着ていた服を脱ぎ始める。
前髪を適当にクリップでとめ、グレーの上下スウェット姿になった。
ああ楽ちん。
鏡に写る自分の姿を見て笑えてくる。
さっきとは別人ね。
温められた弁当とビールを準備し、パソコンの電源を入れ、私はチャットを始めた。
ログインして間もなく、アキラからメッセージが届く。
｢日曜のこんな時間からチャットにへばりついてるなんてよっぽど暇なのね｣
自分のことは棚に上げ、私はアキラの事を小馬鹿にしていた。
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