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アキラはどんな反応をしてくるだろうか?
返事が来るまでの少しの時間が煩わしい。
煩わしさを紛らわす為にキッチンへと向かう。
冷蔵庫にある最後の缶ビールを手に取り、パソコンの前に戻るとアキラから返信が来ていた。
アキラ『大丈夫か!?
上司のくせに部下に手を出そうとするなんて最低な奴だ!
ハルは本当に大丈夫なのか?
俺が近くにいたらハルを守ってやれるのに!
こんな事で俺はハルを嫌いにならないし、逆にもっと甘えて欲しいと思ってるよ。
変なこと心配すんな』
笑える!
大丈夫に決まってるじゃない。
嘘だとも知らずに一生懸命になっちゃって。
「フフ……ありがと」
パソコンの画面に表示されたアキラからのメッセージに私はつぶやいた。
こんな作り話にいつも騙されてくれてありがとうね、アキラ。
あんたのその単純なとこが好きよ。
私はビールを一口飲んだ後、アキラへの返事を送った。
ハル『ありがとう、アキラ。
そんな風に言ってもらえてすごく嬉しいよ。
なんだか嬉しくて涙が出てきちゃった…』
本当は笑ってるけどね。
アキラ『泣くなよ。俺がついてるから。
また何かあればいつでも相談してこいよ。
一人で抱え込むな。わかった?』
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