朝焼け

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「行かなきゃ……」     アイツはゆっくり立ち上がって、景色を見る   俺も、立ち上がると、アイツを抱き締めた   「…約束する。」     俺はつぶやいた     アイツは、少し驚いてた     「生きるだけ生きてやる んーで、お前に聞かせてやる 俺がそっち行くまで あっちこっち行くんじゃねえぞ」     「……うん。」     「あとさ。 肉じゃが、美味しかった …………ありがとう」     アイツはにっこりいつもの笑顔を見せると   「こちらこそ…どういたしまして」     と、言って     ゆっくりと、   煙のように   消えていった   サヨウナラ。オレノ、イトシイヒトヨ――
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