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気が付くと、俺の部屋の天井が目に入った
「寝てたのかよ……」
手首に鈍痛が走る
見てみると、
あんなに深く切った傷だったのに、
治りかけていた
「最後までおせっかいだな……」
俺は、さっきのことが、
たとえ夢だとしても、
アイツが逢いにきたって
信じておこう
そんで、ものすごく精一杯生きてやる
また、話を聞かせるときのアイツの顔が笑うように
「約束だ」
俺は、小さくつぶやいた
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