朝焼け

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知らせを聞いたのは彼女が俺の家を出たすぐ後     ダンプの運転手のよそ見運転     華奢な彼女はぐしゃぐしゃだったらしい     ――悔しい     「…………死ねばアイツに会える」     殴るべき相手も、電柱にぶつかり即死   どうしようも、無い思い     俺の手にはカッターナイフ     勢い良く左手を切り付け……た…………   目の前が真っ赤になり、意識が――飛んだ……
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