第3章

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魔族から告げられた衝撃的な事実。 殺したつもりだったアイツがまだ生きていて、しかも10倍以上も強い… この時既にハルのやるべき事は決まった。 ハル『で、アーストからの伝言は?』 魔族『1年後、我らはこの世界に戦争を仕掛ける。せいぜい余生を楽しめ…だそうだ。』 ハル『そうか……』 呟くと同時にハルの姿は消え、魔族の後ろに大剣を振り抜いた構えで立っていた。 魔族『ウグッ…』 魔族は体を斜めに切り裂かれ事切れていた。 ハル達のやり取りの間にサタンは全ての魔物を殺していた。 サタン『主よ、また戦争が始まるのだな…』 ハル『あぁ。今度こそアーストを消すぞ』 サタン『我は魔界に帰って他の魔王達に協力を要請してくる。』 そう言ってサタンは消えた。 1人残されたハルは溜め息をついた。 ハル『モード 冥王ハデス 解除』 解除したハルはいつもからは想像できない程に険しい顔をしていた ハル(アースト……次こそは消してやる) 決意を新たにし、【黄昏】へと転移した。
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