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「朝方屯所の前を1人でウロウロしていてな。親御さんとはぐれてしまったようなんだ。それに第一、俺がお妙さん以外の女性に惹かれるわけがないだろ~。わっはっはっ。」
いきなり何を言い出したかと思えば、近藤が腰に手をあて自信満々に言っている。
(この人も黙っていればまともなのになぁ・・・。)
新八は目の前に立つ未だ報われることのない男に苦笑いした。
「んで、このガキはなんてぇ名前なんだ?」
銀時がベンチから立ちあがり近藤にきく。
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