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「それがな・・・その子供、言葉が話せないようなんだ。いくらきいても、うんともすんとも言わなくてな。」
「そうだったんですか・・・。」
すると銀時が男の子の前に立ち目線が合うようにしゃがみこんだ。
「お前口きけねぇの?」
「・・・・・」
銀時が問いかけてみるがこくんと頷いただけでやはり返事は返ってこない。
「真選組で預かれたら良かったんだが、仕事が忙しくてな。そう言うわけにもいかなくなってしまった。悪いんだが俺たちがその子の親御さんを見つけるまで頼んだぞ。」
そう言うと近藤はパトカーに乗り街の方に消えてしまった。
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