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すべての部屋を探し回ったらくだったが、目的のモノが見つからなかったらしい。
らくはため息をついた。銀時たちも一体何を探しているのか不思議な顔でらくを見ていた。
「何探してるのらく君?」
新八が優しくらくに問いかけた。らくは自分の手をおもいきり広げて何かを伝えたいようだ。
「大きいもの?テレビとかかな?」
らくはブンブンと首を横に振る。
「銀さん、らく君いったいなにを伝えたいんでしょうね?」
「さぁなぁ・・・俺も考えてみたが分かんねぇ。それに此処にそんなでけぇものねぇしなぁー」
銀時も頭をボリボリかいて困った表情をしている。2人が考えていると、居間かららくの姿が消えていた。
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