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「銀さん!いい加減に起きてください!いくら依頼がないからっていつまで寝てるつもりですか!?」
「・・・・・んぁ?朝からうるせぇなぁ~。」
襖を開けると布団にくるまって寝ていた銀時は不機嫌な顔を新八に向けながら起き上がる。
「なになに?いっちょ前にお母さん気取りですかコノヤロー。新八のくせにぃ~」
「誰がお母さんじゃぁぁぁぁぁ!!!マダオの代名詞みたいなあんたに言われたくないわぁぁぁ!!!」
「はぁぁぁ?俺だって好きでマダオやってんじゃねーんだよ!気づいたらいつの間にかマダオになってたんだよ!自然現象なんだよ!自然現象!・・・・って、あれ?俺マダオって認めちゃった?」
頭の上にはてなマークを浮かべている自分の上司をみつめ、新八は深いため息をついた。
いったい今まで何度ため息をついてきたことやら・・・・。
「はぁ。」と思い出したくないことも思い出し、またも新八はため息をついた。
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