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「・・・・と、言ったはいいが・・・そんな簡単に仕事の依頼が転がってるわけねぇってことだな・・・・」
「・・・・・そうですね。」
やはり現実は厳しかった。
だいたい1時間程歩き回ったが仕事の依頼はいっさいなく、銀時と新八の間に諦めムードが漂い始めていた。
しまいには銀時なんて「疲れた~」と公園のベンチにだらしなく寝転がり鼻をほじっている。
「はぁ・・・さすがに簡単には見つかりませんね・・・。」
「だな。あ~あ~、どっかの親切な野郎が仕事の依頼でも持ってきてくれればなぁ~・・・」
「あはは。そんな奇跡みたいなことあるわけないですよ~。」
やっぱそうだよな。と冗談まじりに笑い合っていた2人に、公園の入口からこちらに向かって手を振る人影が見えた。
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