悪魔との再会

5/10
前へ
/138ページ
次へ
ガラッ 私は勢いよくパソコン室のドアを開けた 全速力で走ったから息が切れ切れだ‥ 「はぁ💧はぁ💧」 とりあえず有紗の所まで行き、隣に座る(パソコンの時間は席は自由) 「どしたのゆう 息切れして」 「走って来たんだよー」 「別に歩いたって間に合ったんじゃない?もー鳴るけど。」 「違うの!さっき地震あったでしょ!?かなり大きめの!もー恐くて走って来たの😣」 「‥地震?そんなのなかったけど?何言ってんの、ゆう😃笑」 「‥?そんな訳ないよ!!だって窓がガタガタって!」 私は興奮して大きな声を出していた 「‥まぁとりあえず落ち着け?うるさいから笑」 すると チャイムが鳴って 私は黙り込む 「お前らー授業始めるぞー 欠席と遅刻はいるかー」 パソコンの伊藤tが入って来た 「すんませーん 遅刻しましたー」 一人のクラスメートがタイミング悪くパソコン室に入ってきた 「こらー💢俺の授業に堂々と遅刻してんじゃねーちょっとこっち来いー💢」 と、遅刻して来た生徒相手に長々と説教を始めた ‥伊藤tは何とも短気な性格で、すぐキレるし説教は長い。 しかも一旦怒ると、周りが見えなくなる為、生徒が何してても注意されない 他の生徒は喋りまくり騒ぎまくりで自由タイムだ笑 「あぁーまた始まったね 伊藤tの説教‥」 「こっちはラッキーだけどね☆半分授業潰れるんじゃない?」 「まじだーでも榊原君(遅刻者)も災難だねー」 有紗が遠い目で榊原君を見ていた 「うん‥あ、さっきの話の続きなんだけど!」 「‥あぁ、地震のこと?まじでなかったよ」 「‥本当に?」 「嘘ついてどうすんの。」 「‥‥‥‥」 ‥じゃぁ‥あれは何だったの? 地震じゃないなら どうしてあんな叩きつけるような‥ 私はそれから恐くなって 黙り込んでしまった
/138ページ

最初のコメントを投稿しよう!

103人が本棚に入れています
本棚に追加