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ガラッ
私は勢いよくパソコン室のドアを開けた
全速力で走ったから息が切れ切れだ‥
「はぁ💧はぁ💧」
とりあえず有紗の所まで行き、隣に座る(パソコンの時間は席は自由)
「どしたのゆう
息切れして」
「走って来たんだよー」
「別に歩いたって間に合ったんじゃない?もー鳴るけど。」
「違うの!さっき地震あったでしょ!?かなり大きめの!もー恐くて走って来たの😣」
「‥地震?そんなのなかったけど?何言ってんの、ゆう😃笑」
「‥?そんな訳ないよ!!だって窓がガタガタって!」
私は興奮して大きな声を出していた
「‥まぁとりあえず落ち着け?うるさいから笑」
すると
チャイムが鳴って
私は黙り込む
「お前らー授業始めるぞー 欠席と遅刻はいるかー」
パソコンの伊藤tが入って来た
「すんませーん 遅刻しましたー」
一人のクラスメートがタイミング悪くパソコン室に入ってきた
「こらー💢俺の授業に堂々と遅刻してんじゃねーちょっとこっち来いー💢」
と、遅刻して来た生徒相手に長々と説教を始めた
‥伊藤tは何とも短気な性格で、すぐキレるし説教は長い。
しかも一旦怒ると、周りが見えなくなる為、生徒が何してても注意されない
他の生徒は喋りまくり騒ぎまくりで自由タイムだ笑
「あぁーまた始まったね
伊藤tの説教‥」
「こっちはラッキーだけどね☆半分授業潰れるんじゃない?」
「まじだーでも榊原君(遅刻者)も災難だねー」
有紗が遠い目で榊原君を見ていた
「うん‥あ、さっきの話の続きなんだけど!」
「‥あぁ、地震のこと?まじでなかったよ」
「‥本当に?」
「嘘ついてどうすんの。」
「‥‥‥‥」
‥じゃぁ‥あれは何だったの?
地震じゃないなら
どうしてあんな叩きつけるような‥
私はそれから恐くなって
黙り込んでしまった
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