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二人乗りをしながら、他愛もない話をする
そんな時間が私は好き
「でさー水野がさー」
「あははは😃」
ピタッと夾に抱きつき会話を楽しむ
幸せ
私は今幸せだ
でもそんな幸せな時間はあっという間に終わってしまう
キキー
「さて、着いた」
幸せな時間は、夾のバス停までだ。
私は渋々自転車を降りる
「‥今日もバイト?」
「うん」
「もー夾ってば毎日バイトでまともにデートもできないんだから😡」
「ごめんな‥俺もデートしたいんだけど」
「そんなんじゃいつか愛想つかされちゃうよ!」
私はむくれる
「‥そんな寂しいこと言うなよぉ。今度遊園地連れてってやるからさぁ」
「遊園地!?本当!?絶対だよー」
「約束します!」
そして
バスが来て、私達は別れた
私は自転車に跨り走らせた
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