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卒業式の前の日
ゆみと 沢山語った。
ユミは 家庭の事情で 働く道を選んでた。
卒業しても 毎日 逢いたいね。
荒れてたユミも 丸くなった。
二人で沢山 沢山 語った。
明日の髪型。
明日のYシャツの色
卒業式の後……。
卒業式の後は
マサと
マサの友達がみんなで 迎えに来てくれて お祝いしてくれる予定。
ユミと二人楽しみにしてた。
マサが仕事帰り ユミの家に寄って ミサキを家まで 送ってくれた。
大好きなマサの後ろに乗る時
「乗ったのか?お前 軽すぎて乗ったか分からねぇよ!もっと太らないと 俺のガキ産めねぇからなっ!」
って いつものセリフを聞いて 幸せ感じてた。
帰る時
「明日は仕事昼には終わるから 迎えに行くからな。お前を学校に迎えに行くのも最後だな…。」
「うんッ!バイク ピカピカにして迎えに来てね!ミサキが門を出る時 沢山の花束持って待っててね!」
「ばぁか 明日なっ!早く寝ろよ!」
「うん!気を付けてね!」
いつもの笑顔でミサキの頭をくしゃくしゃって してバイバイした。
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