序章

2/2
前へ
/86ページ
次へ
人は 記憶を失ってもどうすれば機械が動き、電気が得られるのか分かれば過去の記憶など無くとも、文化は装える 過去に何があったのか、何が無かったのか気にせずに生活だってできる いや、そう努力してきたのだ 記憶を失って悲しむのはこの街の老人だけ しかし「メモリー」は悪夢のようにいきなりその姿を現す
/86ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加