15人が本棚に入れています
本棚に追加
/86ページ
「ぐ!やられるか!」
僕は両手のスティックを右、左と交互に動かし右足のペダルを踏む
ビッグオーは足を動かした反動で体を回転させドロシー1の背中側に着地する、必然的にドロシー1の腕は一回転して動かなくなる
「行くぞ!」
僕は右手のスティックを後ろにスライドさせスイッチカバーを開ける
右肘のストライク・パイルが後方にスライドした
「バイバイ!ドロシー1!」
僕は右手のスティックをパンチのように前にスライドさせる
ビッグオーのパンチはドロシー1の心臓部分にめり込む、そこでスイッチを押しストライク・パイルによって圧縮された空気を打ち出した
ドロシー1の心臓を貫くように爆発する
「ドロシー1」
近くに来たドロシーの目から光が消える
「あれはドロシー!?何でこんな近くに・・・」
メインモニターの右上にあるモニターにドロシー1と同じ動きをして動かなくなるドロシーが映った
「早く逃げるんだ!」
それをダストンが引きずる
最初のコメントを投稿しよう!