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「うおぉぉぉ!?」
ダストンはドロシーをかばいながら倒れる、凄まじい砂煙でまわりが見えない
「ぐ・・・う、う・・・一体何がどうなったんだ?」
ダストンが起き上がるとドロシーはいなくなっていた
「う・・・コイツは!!」
倒れかけたドロシー1を腰にあるモビーティックアンカーで支えたビッグオーがいた
「ノーマン、戻るぞ」
「承知しました、ロジャー様」
僕はモビーティックアンカーを外し歩き始める
「奴の足を止めろ!法と秩序の力を見せるんだ!!」
軍警察の車両がビッグオーの行く手を阻み、大砲の照準をビッグオーに合わせる
「命の恩人にたいして礼儀知らずとは思わないのか?」
僕はペダルを強く踏む、ビッグオーの右足が持ち上がる
「はっ!?」
しかしビッグオーは地面を強く踏むだけで、陥没した地面にビッグオーは沈んでいった
「また地下に逃げたか・・・」
「勇敢な軍警察も地下だけは怖いようだな」
どこからともなくダストンの帽子が飛んでくる
「くっ!ふざけたことを言うな!地下のメモリーを持っている奴を必ず捕まえてやる!その時が奴の最後だ!」
ダストンは怒りながらパトカーに乗る
「どこに消えたんだ・・・ドロシー」
僕は車に乗り込む前に辺りを見渡し呟いた
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