メモリー2

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それから数日後、屋敷の屋上に僕はいる 「・・・」 まだ朝の早い時間、街には霧が立ちこめている 「ロジャー様、コーヒーをお持ちしました」 「ありがとう、ノーマ・・・ン」 そこには黒いメイド服を着たドロシーがコーヒーを持ってきていた 「どうぞ」 「ノーマン!どういうことだ!?」 「新しい家族が増えてうれしゅうございます」 「好きでここにいるわけじゃないわ、行くところが無いからここにいるの」 「・・・ドロシー、この屋敷にはいくつかルールがある、まず服は全て黒だ」 ドロシーは自分の服を見る、次に僕の服を見る、そしてノーマンの服を見る 「あなたの趣味って、最低」              END
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