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ノーマンがイスを引く、僕はそこへ座る
「なぁノーマン」
「何でございましょうか?」
「なぜこの屋敷には僕とノーマン以外住んでいないんだ?」
街の一角にあるビル、いや屋敷と言っても二人しかいないのは寂しいものがある
「何故でございましょうかね?」
ノーマンは首をかしげる
「やはり、ここのメモリーが無いのかな」
「しかし私はロジャー様にお仕えすることが仕事ですので、今のメモリーがあれば私は十分でございます」
「そうだな」
僕はフォークでつついていたスクランブルエッグを口に運ぶ
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