メモリー1

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「僕はあなたを知らない」 「おそらくメモリーを失ってしまわれたのでしょう」 「ちょっと待て、なぜ僕はメモリーを失っている?アレは40年前に起きたのだから僕はメモリーを失っていないはずだ」 「ともかく、車にお乗り下さい」 僕は半強制的に車に乗せられた、車の中は暖房が効いていた暖かかったのを覚えている 「この屋敷に見覚えはございませんか?」 街の一角にあるビルのような建物に着いた、地下駐車場なのか車は下り坂を走る 「エレベーターにお乗り下さい」 「ここが屋敷?」 「左様です、ロジャー様のお屋敷でございます」 エレベーターから出ると1つの扉がある 「ここがロジャー様のお部屋でございます」 ノーマンが扉を開けると綺麗に整頓された部屋だった 「次は応接室でございます」 ノーマンに連れられある部屋に入った
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