ジャマイカの歴史

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1692年の大地震で町が倒壊したため、北のキングストンに首府が移った。 さらにイギリスはジャマイカを拠点にしてカリブ海への影響力を強め、ニカラグアのモスキート海岸のミスキート王国や、英領ホンジュラスがイギリス領になったのもジャマイカからの圧力のためであった。 黒人奴隷や逃亡黒人の反乱は長い間続き、ハイチ革命の際にはトゥサン・ルーヴェルチュールによる侵攻の可能性もあったが、結局は実行されず、ラテンアメリカの独立時にも白人支配層によってジャマイカが独立するような動きは存在しなかった。
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