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能力(奏)
壁を作る程度の能力
その名の通り壁を作る事ができる。
壁を小さくすればそれなりの数を出すことが可能ではあるが、奏が把握出来ない程多くは出すことは出来ない。
能力の有効範囲は奏の目が届く範囲である。遠くに出そうとすると距離に比例して小さくなる。
大きさについては、小さくして壁を厚くする。壁を薄くして大きくする事が出来る。
壁の大きさは使う対象によって変わる。
奏が怖いとか嫌いといった負の感情を抱いている相手、つまり距離を置きたい相手には特に大きな力を発揮する。
壁ならなんでも作れる。SF作品に出てくるような透明な障壁も作り出す事ができる。もっとも奏が気づけば、の話である。
奏本人は気付いていないが地面からでなくても壁は作る事は可能である。
空中に出した場合、それらは落ちてこないでその場に留まる。
つまり奏が気付けば
空中にバリアー!
といった事もできる。
地面から壁を出す場合、壁の色は地面と同じに色になるが、それは奏の先入観のせいであり、色は自由に変える事ができる。
それのみならず、柄までつける事も可能。何度も言うようではあるがその事に奏が気付けばの話である。
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