白い少女

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あるところにそれはそれは雪のように白く美しい姫がいました。名は白雪姫と言いました 白雪姫は美しい母がいましたが病気で亡くしてしまいました。 父は新しいお妃を迎えました。 しかし父もしばらくして亡くしてしまいました。 それからというもの、新しいお妃はおかしくなりました。 ある日、お妃は鏡に聞きました。“鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰?” 鏡は答えました。“それは白雪姫です。” それを聞いたお妃は怒りました。 そしてお妃は白雪姫を殺すことにしました。 お妃は、家来に白雪姫を森で殺してこいと命令しました。 何も知らない白雪姫を家来は森に連れて行きました。 しかし家来は白雪姫が可哀相に思い、森に置き去りにしただけで帰ってしまいました。 家来とはぐれてしまった白雪姫はしばらく歩いていましたが、だんだんお腹が空いてきました。 すると、小さな家を見つけました。 白雪姫はとりあえず入ってみました。 すると小さな皿に入ったシチューがたくさんならんでいました。 お腹が空いていた白雪姫は全部食べてしまいました。 そして白雪姫はこの家を探検してみることにしました。 するとベットがたくさんならんでいました。 そのベットは白雪姫にちょうどいい大きさで、ふかふかそうで寝転がってみました。 すると、歩き疲れていたようで眠ってしまいました。 しばらくたつとこの家の主、小人たちが帰ってきました。 小人たちは自分のスープが無くなっているのに気付き、びっくりしました。 そしてベットで寝ている白雪姫を見つけました。 視線を感じた白雪姫は目を覚ましました。 白雪姫はびっくりしました。 そして、スープを食べてしまったことに気付き謝りました。 すると、小人たちは素直に許してくれました。 それから、仲良くなった小人たちと白雪姫は一緒に家に住むことになりました。 その頃お城では、白雪姫がいなくなって安心したお妃は、鏡にもう一度聞きました。“鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰?” 鏡は答えました。“それは森の小さな家に小人たちと住んでいる白雪姫です。” お妃は怒り狂いました。 そして、白雪姫を自分の手で殺すことにしました。
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