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茉莉「…え…?」
銀母「…何か思い出せる? 無理しないでいいから、何かあそこにいた理由とか…」
茉莉「……私は…お母さんと……!! お母さん! お母さんを助けなきゃ!」
銀母「落ち着いて! 何があったのか話してくれれば力になるから!」
茉莉「うるさい! 離して! お母さんを傷付ける人間は許さない!」
銀母「銀臥! 魔法で…!」
銀臥「う…うん! ‐マインドスリープ‐」
茉莉「…おかあ…さん…」
俺が魔法で暴れる茉莉を眠らせると、母さんはかなり困った顔をしてた。
銀臥「……ふう…お母さん…まりは…」
銀母「…そうね…また起きたら暴れるでしょうね…銀臥、もしもの時はあなたが茉莉を助けてあげてね? きっと茉莉は本当のお母さんがいた所に行くと思うから…」
銀臥「…うん…」
その時から俺は今ほどじゃないが、そこそこの力があった。 もうギルドにも行ってたしな…
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