番外編その二 ありふれた1日

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琳樺「これだけ人がいるんだから、視線とかは気にしない方がいいんじゃない…?ていうかむしろ僕は女の子の視線を止めてほしいな…」 …琳樺の言うとおりさっきからずっと女の子の視線が痛い。めちゃくちゃ見られてる…というか凝視されてる気がする。 銀臥「…とりあえず気にしないでおこう。他の店も見て回るか…」 琳樺「うん。じゃあ…あっち!」 銀臥「あ…おい!ちゃんと前見て歩かないと…」 琳樺「え?…うわっ…!」 その時、後方にいる俺の方を向きながら走り出した琳樺はいかにも柄の悪そうな男達の一人にぶつかった。 「あァん?ねーちゃんどこに眼ぇつけて歩いてんだ?」 「青い髪って…どこの外人さんですか―?」 「でもこいつすげぇ美人じゃね?おいねーちゃん、俺らと今から遊びに行かねーか?」 「おっ、いいねぇ…一緒に来たら今の事は許してやるぜ?」
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