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喫茶店の扉を開けると、小気味良い鈴の音と店員の声が迎えてくれた。
「二名様ですか?禁煙席と喫煙席、どちらがよろしいですか?」
銀臥「二名だが…喫煙席?禁煙席?聞いた事がないな…」
「え~と…それでは禁煙席にお二人様ご案内でーす。」
琳樺「…煙が…禁?」
銀臥「…なんかまったく聞いた事がないようなメニューばかりだな…」
琳樺「…うん…これって一体なに?」
銀臥「……わぜん?」
琳樺「わぜん…どことなく神秘的な響き…」
銀臥「ここは手堅く肉という手も…」
「なかなか決めないわね…あの二人…」
「あの~…姐さん?一体、何を食べてるんですか?」
「ん~?どうみてもパフェじゃない。とうとう目がおかしくなっちゃった?」
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