番外編その二 ありふれた1日

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「いや…姐さん…さっき金ないって言ってませんでしたっけ…?」 「何言ってんの?もちろんあんたが払うに決まってんじゃない。」 「…また余計な出費が…女房になんて言い訳しよう…」 銀臥「…このにほんしゅってやつはなんだろうな?」 琳樺「…酒って字だからお酒なんじゃない?」 銀臥「酒か…こっちの酒にも興味あるが…帰ってから聞いてみるかな。」 琳樺「じゃあ僕はこの季節の山菜と旬の魚のソテーで。」 銀臥「俺は……このサーロインステーキにするかな。」 「ふむふむ。メニューはなんかありふれたものを選んだようね。」 「姐さん…これってなんの仕事でしたっけ…?もはやグルメ番組みたいになってますよ…」 銀臥「…ふと気になったんだが…女の子はどういう基準でメニューを選ぶんだ?」
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