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琳樺「…楽しかったね。」
銀臥「ああ…デートなんて行った事なかったしな…色々と新鮮だった。」
さすがにもう帰ろうという事になり、現在は殊魅の家から出て最初に行った丘に向かっている。帰り道ではないが…まあいいだろう。
銀臥「…もう今日も終わりか…」
琳樺「なんかいつもより時間の流れが早かったよね…こんなの初めて…」
銀臥「夕陽に照らされる街ってのもいいな…ファルミナじゃほとんど見えないし…」
琳樺「ホント…楽しくて…貴重な経験だったね。今日は…」
銀臥「ああ…ところで初めてのデートだった訳だがつまらなくは…なかったんだよな?」
琳樺「うん…こんなに楽しかったのは久しぶりだよ…」
そう言って微笑んだ琳樺の横顔は、夕陽に照らされていつもの何倍も綺麗に見えた――
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