番外編その二 ありふれた1日

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『情報によると、彼は既婚者であり、それを知ったお茶の間の奥様方がガッカリされた模様です。』 茉莉「なんか『決まった…』みたいな顔してるね…この人。」 『彼と言えばさる一条グループの一斉検挙の際に、あっという間に鎮圧し社長の一条誠氏をいとも簡単に捕まえてしまったという件で有名ですが…』 銀臥「……やっぱり目立ちすぎたな。」 『どうやら情報提供者の方が突撃取材をかけると、その力の片鱗を垣間見たという事です。映像をどうぞ。』 そして、その後流れた映像には俺があの自称記者の取材が始まった所から、剣を突きつけた所までがバッチリ映っていた。 銀臥「……盲点だった…あの男を逃がさないべきだったのか…」 『…これは…確かにどこからともなくこの剣を取り出していますね…もう一度スローでどうぞ。』
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