番外編その三 過去の話。いわゆる過去バナ

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デート事件から1ヶ月ほど過ぎた頃―― 琳樺「ねぇ、そういえば銀臥の昔の話を聞いた時にさ…茉莉との話は割愛してたよね?」 銀臥「…よく七年も前の話を…まあ茉莉の過去はアレだからな…長いし重い。 だから話さなかったんだ。」 琳樺「……僕ずっと気になってたんだよね…茉莉って最初から銀臥に懐いてた訳じゃないんでしょ?」 銀臥「……まあな…」 琳樺「じゃあ…聞いてもいいかな?」 銀臥「……興味本位ならいくら琳樺でも教えないぞ?」 琳樺「大丈夫。 僕は茉莉の一番の親友なんだから。」 銀臥「……そうだったな…じゃあ一応茉莉に聞くか…」 琳樺「何を?」 銀臥「…話していいか…さ。」 そして二人は茉莉を探す為に屋敷中を歩き回った。 そして、ダイニングルームで見慣れたメンバーとお茶をしている茉莉を見つけた。 銀臥「やっと見つけたぞ…」 琳樺「茉莉、またそんなに食べて……太るよ?」 茉莉「ふぇーひふぇーひ! ふで? はんほおう?」 銀臥「…飲み込んでから話せ…」
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