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デート事件から1ヶ月ほど過ぎた頃――
琳樺「ねぇ、そういえば銀臥の昔の話を聞いた時にさ…茉莉との話は割愛してたよね?」
銀臥「…よく七年も前の話を…まあ茉莉の過去はアレだからな…長いし重い。 だから話さなかったんだ。」
琳樺「……僕ずっと気になってたんだよね…茉莉って最初から銀臥に懐いてた訳じゃないんでしょ?」
銀臥「……まあな…」
琳樺「じゃあ…聞いてもいいかな?」
銀臥「……興味本位ならいくら琳樺でも教えないぞ?」
琳樺「大丈夫。 僕は茉莉の一番の親友なんだから。」
銀臥「……そうだったな…じゃあ一応茉莉に聞くか…」
琳樺「何を?」
銀臥「…話していいか…さ。」
そして二人は茉莉を探す為に屋敷中を歩き回った。
そして、ダイニングルームで見慣れたメンバーとお茶をしている茉莉を見つけた。
銀臥「やっと見つけたぞ…」
琳樺「茉莉、またそんなに食べて……太るよ?」
茉莉「ふぇーひふぇーひ! ふで? はんほおう?」
銀臥「…飲み込んでから話せ…」
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