5691人が本棚に入れています
本棚に追加
茉莉「…ぅ…うぅ…こ…ここは…どこ…?」
銀臥「…………………」
銀臥兄はその時寝てたから知らなかったかもしれないけど、起き上がった私は私の手を掴んで眠っている銀臥兄をすぐに理解できなかったなぁ…頭が朦朧としてたしね。
茉莉「……わた…しは…」
銀臥「……ん…」
そして俺が少し遅れて目を覚ますと、目の前に唖然とした表情の茉莉がいたんだよな。
銀臥「……あ、おはよ…もうだいじょうぶなの?」
茉莉「…う…うん…」
銀臥「……そっか…良かったぁ~…」
銀母「…あら? もう起きて大丈夫なの?」
銀臥「あ、お母さん!もうだいじょうぶなんだって!」
銀母「あら、銀臥の魔法のおかげかしらね? …え~っと、あなたは、昨日雨の中倒れてたから、私の家に連れて来たの。 分かる?」
茉莉「…う…うん……私の…お母さんは…?」
銀母「……あなたのお母さんは分からないわ…倒れてたのはあなただけだったから…」
最初のコメントを投稿しよう!