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このまま言い合っても不毛な争いになることは見えているので、俺は本題を切り出した…
殊魅「私達は大丈夫ですよ?ねぇ茉莉さん?」
茉莉「万事OK!いつでもいいよ!」
琳樺「…ちゃんと…四人分用意したよ…?」
春美「…私は……別にないから大丈夫かな…」
銀臥「じゃあ早速行くとするか…戸締まりと伝言を…」
俺は手早く戸締まりを確認し、イリア宛ての伝言を紙に書いてテーブルに置くと、床に置いた魔鉱石の周りに円を描き、その上に全員立たせた…
銀臥「…準備はいいな?いくぞ……
我が望むは彼の地なり…今ここに異世界への門を開き、我らを導け-ゴー・ゲート-」
フッと足元の円が輝いたかと思うと、俺達の姿はそこから消え魔鉱石と円を置いて誰もいなくなった…
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