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銀臥｢別に俺はあいつらに楽ばかりさせるつもりはないぞ？ちゃんと世間の荒波に揉まれて育てるつもりだ｣
殊魅｢う～…分かりました…じゃあこの話はなかった事にして下さい…｣
トボトボと部屋を後にしようとする殊魅の後ろ姿に罪悪感を感じて…俺の口は勝手に動いていた…
銀臥｢……まあ…その苦労させる事が今じゃ、あまり出来ないから困るんだけどな…｣
殊魅｢じゃ…じゃあ…！？｣
銀臥｢聞かせてくれよ…何か考えがあるんだろ？｣
殊魅｢銀臥さぁ～ん…やっぱり銀臥さんは人が悪いです！最初からそう言って下さればいいのに！｣
殊魅がツンとそっぽを向いた時に、こっそり涙を拭っていた事はとりあえず黙っておいた…
銀臥｢じゃあ…早速聞かせてくれないか？色々と条件とかが決まってくるからな…｣
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