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「エチェカ、今日の赤いドレス、凄く似合ってるわ。早く席へ着きなさい。」
「ありがとうございます。お母様!お母様のその花の刺繍もとても素敵だわ。」
エチェカとロサは皆が集まっている部屋へと入ると、もうすでに2人以外は席に着いていた。
「ありがとう。、あぁ…ロサ。」
「はい、何でしょう奥様。」
「今日は、ちょっと大切な話をするの。だから今日は……ごめんなさい。」
「わかりました。それでは。」
ロサは深々と頭を下げて退出する。
「?お母様…お話って……。」
「さぁ、まずは食事をしましょう。せっかくの料理長のおいしい料理が台無しだわ。」
「はい!そうですね。」
エチェカは、母の言葉に従い目の前にあるスープを飲み始めた。
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