鳥カゴの中の鳥

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響と二人で談笑していると、ノックの音もせずにドアが開かれた。 ?「看護婦さん最高!!」 案の定、律の奴だった。 お前には挨拶と言う機能が備わっていないのか? 親しき仲にも礼儀有りって言葉があるんだぞ? 律は部屋に来る度に同じ事を言い続けてる。 ここでお世話になっている僕の身にもなってくれ。肩身が狭くなる。 響「律、ここ病院だから静かにしなさい」 響は律を嗜める様に言ったが、理解出来てるなら『看護婦さん最高!!』なんて言葉は口にしないと思う。 律「看護婦さんだぞ!?白衣の天使なんだぜ!?マイエンジェ~ル!!」 天使なのは否定しないけど、律の天使かどうかは知らないな。 それと律、大声出すな。僕が病院から追い出されでもしたらどう責任を負う気だ? 律「チッ…解ったよ」 何やらブツブツ言っている様だが、今の舌打ちに僕は少しイラついたが心の内に秘めとく事にした。ストレス溜めるのは身体に毒だからね、とりあえず律の脛を蹴って綺麗サッパリ忘れる事にした。  
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