40人が本棚に入れています
本棚に追加
/52ページ
律「なぁ、俺への謝罪は？」
まだ言ってる。しつこいなぁ。
誤ったじゃん…あっ間違えた、謝ったじゃん。
『じゃあ行ってきまーす』
母「はい、いってらっしゃい。響ちゃん、奏の事お願いね？」
響「はい、任せてください」
子供じゃないんだからそういう事言うの止めて欲しいんだけどな。
まぁ、心配してくれるのは嬉しいんだけど……。
ただ子供扱いと過保護はいい加減勘弁願いたい。
ふと携帯電話の時計を見ると今すぐ出ないと遅刻コース確定までの時間になっていた。
『やばい！早く行かないと遅刻する！』
響「アラ、本当だ。遅刻しちゃうわね」
まるで他人事の様な言い方だね。
響も当事者でしょうが……。
皆勤賞狙ってるんじゃ無かったっけ？
最初のコメントを投稿しよう！