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「俺は、あんたを支えたいんだよ。なんで、自分で自分を傷つけるようなことするんだよ」
今しがた、顔を殴っといてそれはないだろうと、笑いをかみしめる。
「しゃべらないでよ。ていうか、二度と会いにこないでよ。
電話もしないで。
あと、息、くさいよ」
短い沈黙の中、男は、驚いた顔から、一瞬だけ、泣きそうな情けない顔をし、すぐに怒りで真っ赤な顔になり、
「マジ、お前犯すぞ」
とすごんできた。
バカな男。
犯されたくらいじゃ私は傷つかない。
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