プロローグ

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姉が死んで、3ヶ月たった日。 私はこの手紙を母からうけとった。 姉は自殺だった。 定職につかず、家に引きこもりがちな姉は、存在がいつも、不安定で、フワフワしていて、現実味がなく、だから、死を聞かされたときも、不思議とおどろかなかった。 あぁ、姉は、自分の死ぬ日を、今日に決めたんだな。 そう、静かに実感しただけだった。
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