47人が本棚に入れています
本棚に追加
今日もまた、君の所に来た
僕を見た瞬間、君は嫌そうな顔をして、僕から目を逸らした
「また来た……」
「君に愛を届けに、ね」
僕の言葉を聞くと、君は大きな溜め息をつく
「……バカじゃないの」
バカじゃない
君しか見えてないんだ僕は
「ねぇ……道成」
「……何?」
道成の青い瞳が僕を映す
あぁ、やっと僕を見てくれた
「僕は本気なんだよ……道成を愛してるんだよ」
道成は驚いたようで、目を大きく開いた
最初のコメントを投稿しよう!