病院の君

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僕と君が出会ったのは秋の中頃…あの病院だった 君は窓から一本の木が見える病室に一人で居た 僕が間違って君の居る病室に入らなかったら君と出会ってなかったろう 「すいません、間違えました。」そう言って僕は間違って入った病室を出ようとした、すると「待って…」と、君に止められ「もう少し、ここにいて」と言われた、僕は「はぁ…良いですよ」と言ってしまった… 長い沈黙が続く中、僕は彼女の顔を見た、彼女の顔はどこか悲しくて、何が嬉しいのか少し微笑んでいて、とても不思議な感じだった…
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