すい-とびた-

ごたぁｰいめぇｰん

この人ほんとおっきぃー!

かっこいーっ!
あ、身長がね!だって、身長大きい人って、顔は別としてかっこよく見えるもんじゃないの?

あれ、違う?!

｢……お前ちっさいのな｣

馬鹿みたいな事で、混沌とする私の頭に、手を置いて笑った。

笑ったぁ??!
歯真っ白だー……

てゆーか
｢チビじゃないです!｣

｢ちぃせぇよ。まっ、胸は人並みだな｣

ひぃ!私は胸元にある手を見た瞬間、息をのんだ。

｢こんのｾｸﾊﾗじじぃ!｣

なんちゅーこと年頃の女の子に言ってんだよ!しかも、その……、触ったりしてーっ!!

私は慌てて、手を振り払う。

｢お前、俺みたいな超かっこいいおじいちゃんいたら、世界中のおばあちゃん腰抜かすぞ｣

真田さんそれ、真顔で言う事じゃないです……。

真田さんは、しみじみと顎に手を当てて、そう呟いた。