とりあえずマイペース

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信じられない事実を目の当たりにしました。というか、凄い人を目の当たりにしました。 思わず突っ込んでしまったけど。 「そんなの体に悪いですよ!」 「白飯は癖になるぞ?」 「三食白ご飯なんて、私飽きちゃいます……」 無理無理! カレー三日続いたりするのも嫌だもん。 「まっ、これからはお前が作ってくれんだ。そんな心配はいらん」 「任せて下さーい!!家事は得意なんで」 私は、真田の目の前で、親指を立てる。というか、それ以外何も得意な事がない。 「あ、それと……」 「?」 「敬語は要らん。会社にいるみたいで堅苦しい」 先ほどまで、穏やかだった表情がかげりを見せた。 「えっ、でも年上ですし……」 「関係ない。これからはタメ口、これは決定だ」  
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