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何でわかんないんだ、って目でうさみは俺を見た。
俺には解らん。って目でうさみをみかえしたら
「社長、いい加減にしやがれなんですけど……」
と、こめかみに青筋を立て、マジギレ。
「はぁ?何が言いてぇんだ?」
切れられる意味がわからないため、ますますうさみの怒りが上昇したらしい。
俺を睨みながら指をさされ、こう言い放った。
「良いですか?女は、自分を一番として見てくれる男に惚れるんです。あっちへひょろひょろ、こっちへひょろひょろのなっさけない男なんかに女が靡く訳ないんですよ!」
少なくとも私は絶対に靡かないですし、虫酸が走りますね。
確実に拒否です。無理です。全身全霊で御免です。
とまで言われてしまった。
おい、最後のは要ったか?
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