絶望

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父さんはそれからもずっと人造人間を追いかけた。 オレの存在に気付いていても、何一つ態度を変えなかった。 “あ…あいつはいいところなんかかけらもないじゃないか…!母さんも赤ん坊のオレも助けようとはしなかった…!し…心底ワルなんだよあいつは…!!” 正直、父さんには絶望した。 母さんが言ってた「あまり期待しないほうがいい」というのはこういうことだったのだろうか…?  
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