わたしは天才

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この論文に、 添削がついて来たので 今の私の日常は これについて考える事 私は一人で 耽る'のが好きで パパとママは歌を聴いて 覚えるのが好きで はたから見れば 無口な家族かもしれない けど 私の頭の中は 文学と才能に溢れる 博物館だと 学校の先生は言う ちなみに 添削の内容はこれ↓ 私はこの間、本屋で 「体でっかち」という 本を見た (具体的な書き出しで 読み手の関心を引き 上手です) 「頭でっかち」 ではなく 「体でっかち」 なのである 興味があったので 中を見てみると 「体でっかち」とは 体ばかりが成長して 中身は大人になりきれていない ちょうど私たちの年頃を 示す言葉なのだという 現代社会の中で 私たちは 「体でっかち」な 存在なのである 近代以前のヨーロッパでは人々に 「子供」という時期がなく 現代社会でいう「子供」は「若い大人」として 大人同様に扱われていた (確かな表現力です) 日本でも同じように 私たちの年頃になると働き 「若い大人」であった時代があるのだ ところが 現代の子供は 子供は子供として扱われ いつ大人になってよいのかもわからないまま 体だけが成長してしまい 気分だけが大人で 中身は子供 (このようなことが現代社会において どのような風潮、犯罪を引き出していると考えられるでしょうか?) という まさに 「体でっかちな子供」 なのである
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