プロローグ 人生の分岐点なんて意外とあっさり来る。

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まぁ採用されたということで、色々聞いておくかな……。 「あの、今更ですけどここってどんな事やってるんですか?」 「まぁ、何でもかな。依頼人が持ち込んだトラブルを解決する仕事だからね。」 「例えば?」 「人探しやペットの世話、壊れた物の修理とか色々だね。」 へ~意外と楽しそうかも……。 俺がそう思っていると、姫宮さんはいきなり真面目な顔になった。 「あともう一つ。ここにはたまに厄介な仕事が来るんだよ。」 「どんなのですか?」 「未知の世界の奴を相手にした仕事さ……。」 「………冗談でしょ?」 「まあね~~。」 そう言って、俺と姫宮さんは大声で笑った。
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