プロローグ 人生の分岐点なんて意外とあっさり来る。

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「まぁそういうことで、改めてようこそ!『姫宮トラブル解決事務所』へ!」 そう言って姫宮さんは俺に手を差し出した。 「こちらこそ、これからよろしくお願いします!」 俺はそう答えると、姫宮さんの手をがっちりと握った。 これから始まるんだ……!俺の新しい生活が!! こうして、俺は『姫宮トラブル解決事務所』のメンバーとなった。 ………だけど、俺はまだ知らなかった。姫宮さんの言っていた「未知の世界の奴」が嘘や冗談ではないということに………。 「とりあえず給料は月5万ね。仕事が多かった月はその分給料増やすから。」 「安くないっすか!?」
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