プロローグ 人生の分岐点なんて意外とあっさり来る。

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だいたい、なんでどの店も俺を門前払いする!?俺何か悪い事した!? 俺は手に持っていた履歴書をビリビリと破り捨てた。 畜生……!いつもこうだ……! 俺は運が悪いのだ。それも半端なく。 どれぐらいかと言うと、日常生活で口にする物ほぼすべてで食中毒になり、自動車・列車には幾度となく轢かれ、果ては殺人鬼が潜むビルに閉じ込められた事まである。 そして、俺が今までに死にかけた回数は合わせて99回。それでも生きていることが唯一のラッキー……なのか?
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