題名のない本

＊プロローグ＊

少女『ねぇ、なにしてるの？』

少年『・・・・・』

『ここ、ルナのおきにいりのばしょなんだ♪きれいなおはなが たくさんさいているでしょ？』

『・・・・・』

『・・・そだ、ルナとおともだちになったからコレをあげる♪』

『・・・・・』
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市民A『ギャー～～～…』

市民B『また誰か殺られたぞ～！！！』

市民C『くそっ、一体これで何人目だ！なんで俺達がこんな目に合わなきゃならねぇんだよ！

・・・そうだ、あいつだ
・・・あいつが この国に来てからだ・・・こんなことが たて続いているのは・・・あいつさえ いなければ！

・・・やっぱり 鬼の子は鬼だったんだ・・・鬼の子よ・・鬼の子よ・・呪われた鬼の子よ・・今、我らが その呪われた性から解放して
あげる・・・』

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少女『イヤー！ヤメテ！ちがう、ローちゃんは なにもやってないよ！だって、ローちゃんは ルナのともだちだもん、そんなことしないもん！
ローちゃんは 人を殺したりなんか しないもん！
　ちがう　　ちがう　　ちがう　　ちがう　　ちがう！！！』
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