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晴れ渡る 嫌みなぐらい 群青の空 手には握りしめた 白い羽根一枚 振っても空は飛べない 自由になると 飛び出した枠組み どれほどの月日が 過ぎていったの だろう 失望して屈した 今本物の自由を 手にできる 3歩前 思い返すは 右足 夢抱いた日々と 左足 君の顔に 右足 幼き僕を背負う母 白い羽は舞い上がり 背中に生えた 大きな翼が僕を 覆い 自由の世界と 導いてくれた さぁ行こう 描いた通りの 未来へと 先は暗い
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